不動産取引ガイド

後悔しない内装にするためには⁉

住宅の内装は、部屋の印象を左右する大切なものです。
家具やインテリアも大切ですが、土台となる壁紙で印象は大きく変わります。
トータルで考える必要のある内装は「失敗したくない」と思っている人も多いと思います。
そこで内装の決め方のポイントを調べてみました。

部屋のテイストを決める

大まかで大丈夫なので、ナチュラルモダンや北欧風、アジアンスタイル、ヴィンテージ風、ロココ調などを考えてみましょう。
部屋ごとにどのようなテイストを取り入れるか定まらないと、内装やインテリアの方向性も定まりません。

人気があるのは、無垢材と白やベージュを基調にしたナチュラルモダンや木とファブリックの素材を取り入れた北欧風のデザインのようです。
また、畳などの和風のデザインにスタイリッシュな家具を取り入れた和モダンのデザインも人気が高いテイストです。

特にリビングやダイニングは家族が集まる空間のため、家族全体で話しあって方向性を定めることが大切です。
過ごす時間が長い部屋になるため、派手な空間やインテリアは避け、シックで落ち着いた空間にすると失敗しない空間づくりができます。

天井と壁のクロスの選び方

一つの部屋に多くの色が存在すると落ち着かなくなるため、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色でまとめるのがおすすめです。

ベースカラーは床・壁・天井など広い範囲で使う色です。
明るい色またはシックな色などの方向性を決めます。

メインカラーはソファやカーテンなど、インテリアなどに使う色です。
部屋のデザインを決める主役の役割を果たします。

アクセントカラーはクッションなど細かい小物に使う色です。
小さくても目立つ色を選択し、アクセントのため、他の色とメリハリのある選択が大切です。

ベースカラー7割、メインカラー2.5割、アクセントカラー0.5割の割合を基準にするとまとまりのある空間に仕上がります。

照明やライトを工夫すると、よりおしゃれな空間を演出できます。

その中でもベースカラーを決めるのが一番難しいかもしれません。
主に壁紙と天井のクロスを変えるのかまたは、変えないのか迷うところです。

一般的に天井と壁を統一するメリット

・空間が広く見える
・選ぶ手間が省ける

シンプルに仕上がるので、他のインテリアが引きたせるように、敢えてこのような効果を狙い無機質な白いクロスで住まい全体を統一してしまう事も珍しくないようです。

天井と壁のクロスを変えたい場合のポイント

似たような色ではなく、色を変えるのがおすすめとの事です。

色を変える際の注意点は「床」→「壁」→「天井」の順番で明るくするのが一般的で失敗しません。
天井が床や壁より明るい壁紙は「天井が高く感じる」という視覚効果があります。

逆に天井に暗い色を使うと「低く」感じますので、トイレなどの狭い空間では圧迫感を感じてしまいますので注意が必要です。
天井と壁のクロスを変えるなら、メリハリを付ける事がポイントのようです。

家を買う、または建てるなどでお住まいを手に入れる時には色々を決めなくてはいけない事がたくさんあります。

私の考えは壁も天井も白にしてプロジェクターのスクリーン変わりにするです。
いかがでしょうか、ご参考なれば幸いです。

リニュアル仲介、渡辺でした。

「空き家」になったら、なるべく早く売却or賃貸?!前のページ

賃貸のままでいいや 本当に大丈夫ですか?次のページ

ピックアップ記事

  1. 土地価格の相場を知る方法
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  5. 買ってはいけない物件を自分でチェック

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    築50年の家に耐震改修は必要か?

    先日お問い合わせがあった事例です。住宅の耐震化の難しさを改めて実感しま…

  2. 不動産取引ガイド

    売る時に価格が下がりやすい物件とは?(老朽化木造住宅密集地域に建つマンション)

    東京には、木造住宅が密集して建つ地域(「木蜜地域」といいます)が山手線…

  3. 不動産取引ガイド

    建築基準法のキャラクターとは一体?!

    今日は小ネタです。(私の投稿は小難しい話が多いので、軽めの話題です…

  4. 不動産取引ガイド

    マンション管理組合の役割と今後増えるであろう『住人経営マンション』とは?!

    ■空き家が増える理由をご存知ですか?マンション(区分所有の住宅)で…

  5. 不動産取引ガイド

    子供部屋の概念を変えてみる!?

    マイホームを購入の際、子供部屋はどうするか悩むところです。子供…

  6. 不動産取引ガイド

    土地所有者の特定が円滑になる!?

    昨今話題になっている、空地・空き家問題を解消するための方策として、「地…

  1. マンション

    バイオリンを学ぶために 最適な環境を実現
  2. 不動産取引ガイド

    屋根の素材の種類
  3. 不動産取引ガイド

    中古住宅か新築住宅か?賢明な不動産購入のための総合ガイド
  4. 不動産取引ガイド

    コロナ禍でも不動産取引は持ち直し基調!?
  5. 不動産取引ガイド

    憧れの一戸建て。リアルに買えるエリアの見つけ方。【後編】
PAGE TOP