不動産取引ガイド

低層マンション絶滅の危機

低層マンションは、容積率の低い住宅地に建てられることが多く、良好な住環境に恵まれた物件が多いようです。

低層マンションとは2、3階建のマンションをいいます。 一般的には、3~5階建を中層、6階建以上を高層、20階建以上を超高層といっていますが、厳密な区別ではありません。

3階建ての低層マンションであれば土地のさだめられている用途地域の第1種低層住居専用地域の「建物の高さは10メートルまで」と規制されている一戸建て中心の住宅地でも建てられます。

一戸建てより安い分譲価格で購入できるメリットもあったからです。

現在は職人不足による建設費の高騰が続いているそうです。

工事現場で働く鉄筋工や型枠職人の方が2007年あたりからの不動産不況で仕事が減り離職する職人が増えたせいだと言われています。

一戸建てよりも鉄筋コンクリート造りのマンションで建築費の高騰している為、不動産会社は準都心・近郊外エリアで、低層マンションを造らない傾向だそうです。

今、低層マンションを検討中の方は、今後は新築の低層マンションには、なかなか出会えないかもしれませんので現状で条件のあった物件を探された方がいいかもしれません。

リニュアル仲介 渡辺でした。

 

「マイナス金利」住宅ローンにどう影響している?前のページ

宅建業法改正法案が閣議決定 インスペクションの普及前進?!次のページ

ピックアップ記事

  1. 土地価格の相場を知る方法
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 住宅購入は不安でいっぱい
  5. 立地適正化計画をご存知ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    確定申告(譲渡損失の損益通算及び繰越控除)

    いよいよ、確定申告が始まります。平成31年2月18日(月)から3月…

  2. 不動産取引ガイド

    「地域密着の落とし穴」

    以前に投稿した、 「「沿線探し」の盲点。人気路線ほど要注意!!」の続き…

  3. 不動産取引ガイド

    周辺環境調査を自分で行う方法!

    まずは、お住い探しをする場合、土地や建物をネットで検索する人が多いと思…

  4. 不動産取引ガイド

    物件探しの初期段階で行うべき、住宅ローン事前審査について!審査のタイミングをご存知ですか?!

    マイホームの購入を検討している方の中には、「自分がいくら住宅ローンで借…

  5. 不動産取引ガイド

    海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し 8 【事前準備~売買契約締結 編 6/9】

    前回に引き続き「STEP 4 『商談開始(=買付申込)から売買契約締結…

  6. 不動産取引ガイド

    どうせ買うなら早い方が良い理由

    マイホームを購入するのであれば、なぜ早い方が良いのでしょうか?…

  1. 不動産取引ガイド

    エコノミー症候群を予防するには
  2. 欠陥・トラブル

    相続人がいなくても不動産は売れる!
  3. 不動産取引ガイド

    不動産購入時 価格交渉する前に知っておきたい事
  4. 不動産取引ガイド

    海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し 7 【事前準備~売買契約締結 編 5/9】…
  5. お金・ローン・税金

    2019年12月 フラット35金利のご案内
PAGE TOP