不動産取引ガイド

ローン特約の「融資承認取得期日」意味と注意点について

ローンを使って不動産を購入する場合、不動産売買契約時には融資承認の有無が大きなポイントとなります。今回は、融資承認取得期日と融資未承認の場合の契約解除期限の違い、そして注意点について、解説いたします。

【融資承認取得期日とは】

融資承認取得期日までに住宅ローンの本審査承認を受けなければなりません。
契約書には「融資承認取得期日」が記載されています。つまり「この日までには住宅ローンの本審査承認を受けて下さいね」という日付です。
売買契約後すぐに本審査の申し込みをすれば、基本的には間に合う日付が記載されていることが多いですが、必ず確認しましょう。逆に売買契約後、すぐに本審査の申し込みをしなかった場合で、この日までに本審査承認が出ない場合は売主とトラブルになりますので、ローンを使う方は特に注意しましょう。

【融資未承認の場合の契約解除期限とは】

融資未承認の場合、契約解除期限があります。契約解除期限とは、不動産売買契約を解除する期限のことを指します。融資未承認の場合、この期限が大きなポイントとなります。

一般的に、融資未承認の場合、契約解除期限は原則として売買契約書で定められており、一般的には1週間程度とされています。この期限を過ぎると、契約は解除できなくなることもあるため、注意が必要です。

【注意点】

大切なポイントとしては、契約解除期限が設定されているかどうかです。融資未承認の場合は、解除条件型では、契約解除期限を過ぎると自動的に契約解除となり、解除権留保型では契約の解除が出来なくなりますので注意が必要です。一般的には、後者の融資の承認が得られなかった時に契約解除期限内であれば、相手方へ書面等により通知することにより解除することができる、というものが多いです。

融資未承認の場合で解除する場合の注意点としては、媒介業者(不動産業者)に口頭で契約解除を伝えてしまうと、それが売り主には伝わらず、トラブルになってしまうことがあります。口頭だと「言った」「言わない」といった話になってしまいますし、媒介業者(不動産業者)もローンが下りなければ自動的に不動産の売買契約が解除されると勘違いしている場合があります。契約解除は、内容証明郵便で、直接売り主に送付し、その旨を媒介業者にも伝えるのがよいでしょう。

【契約解除期限を把握するために必要なこと】

不動産売買契約を締結する前に、融資承認予定日や契約解除期限を確認することが大切です。具体的には、以下のことを確認する必要があります。

・金融機関による融資審査の進捗状況
・契約書における契約解除期限
・契約書に明記されている融資承認予定日
これらの情報を確認することで、融資承認が得られるかどうか、また得られた場合のタイミングや契約解除期限を把握することができます。

また、不動産売買契約を締結する前には、専門家の意見も参考にすることをおすすめします。不動産業者や弁護士、司法書士などの専門家は、融資承認の有無や契約解除期限などの重要事項について詳しく知っています。ご不明点がある場合、まずは不動産の取引をまとめている不動産エージェントに確認しましょう!

【まとめ】

ローンを使って不動産を購入する場合、融資承認予定日や契約解除期限が重要なポイントとなります。不動産取引を行う際には、融資承認予定日や契約解除期限を確認することが重要です。

以上、不動産売買契約時の融資承認取得期日と融資未承認の場合の契約解除期限の違いについて、解説しました。なお、不動産売買契約時には、融資承認以外にも様々なポイントがあります。初めて不動産取引をする方は、これらのポイントを理解することが大切です。契約書をよく確認し、慎重に取引を進めることをおすすめします。

ChatGPTを活用して建築構造の解説を調査!W造、S造、RC造…編前のページ

マンションはお部屋だけでなく建物全体を比較検討してください次のページ

ピックアップ記事

  1. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. 立地適正化計画をご存知ですか?
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. 住宅購入は不安でいっぱい

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    心“ほっこり”お客様の声。初めてのブログが早くもランキング1位!

    私がお住まい探しの担当をさせて頂いたお客様が、私のことをブログで書いて…

  2. 不動産取引ガイド

    「マイ・タイムライン」開発の経緯

    政府は、台風や豪雨への備えとして、住民が防災行動計画を作成することを推…

  3. 不動産取引ガイド

    初心者必見!不動産購入を成功させるための5つのポイント

    不動産購入は人生の中でも大きな買い物です。初心者の方でも失敗しないため…

  4. 不動産取引ガイド

    不動産購入時に意識したいサイバー攻撃?! 実は自然災害よりリスク?!

    ■不動産購入時にも水道・電力のセキュリティーを意識する必要がある?!…

  5. 不動産取引ガイド

    リフォーム・リノベーション・リファイニング工事とは?

    不動産経済研究所が16日発表した、2017年度上半期の首都圏マンション…

  6. 不動産取引ガイド

    購入の際、土地の用途はどこ?― 用途地域を理解しよう ―

    家を建てる土地を探している方や、マンション購入を検討している方が、よく…

  1. 不動産取引ガイド

    首位に返り咲いた吉祥寺 住みたいランキングに変化があった?!
  2. 不動産取引ガイド

    是非一度ショールームを見に行ってみましょう!
  3. 不動産取引ガイド

    ChatGPTを活用して建築構造の解説を調査!W造、S造、RC造…編
  4. 不動産取引ガイド

    戸建てに似ているけど違う「テラスハウス」とは?
  5. お金・ローン・税金

    知識の有無で数十万単位の税額が変わる!税金の特例適用早見表
PAGE TOP