不動産取引ガイド

本気で購入を決めたら1~2か月が勝負

家の購入は、生活用品を買うようにはいきません。物件探しも大変ですが、それ以上に数千万円という自分でも見たことがないような大金を支払って購入するという、その「決断」がまた、けっこう大変です。

購入を決めて物件探しの段階に入ったら、私は1~2か月が勝負だと考えています。実際、良い物件を購入されたお客様のほとんどは、3か月以内の期間で決断して契約されています。

もちろん、高額な買物ですから、ちょっとした不満が気になったり迷ったりするのは当然です。しかし半年1年と探し回っていると、もう購入すること自体、出来なくなってしまうことが多いのです。

私どもにも購入のタイミングを逸して3年、4年とお付き合いさせて頂いているお客様がいますが、お気の毒なくらい決断できません。それは、情報が多くなりすぎてしまうからです。何年も不動産市場を見ていると、物件が高かった時も知っているし、安かった時も頭に入っているわけです。「いいな」と思っていたけれども決断が出来ず迷っているうちに売れてしまって後悔した、という経験も何度もしています。

そうした過去の情報がたくさん頭にわだかまっていると、今目の前にあるこの物件で手を打つことがどうしてもできなくなってしまします。そのうちに家探しが趣味のようになってしまって、情報はプロ並みに持っているのに購入出来ないでいるという、おかしなことになってくることもあります。

そうならない為に、必要な準備があります。それは、「自分たちは何のために家を買うのか」という事を改めに明確にして、それをしっかりと家選びの基準にしていくということです。

自分たちの『価値』を家選びの軸にする!
「とにかく家を購入する方向で、具体的に行動してみよう」そんな同意が夫婦で出来たのなら、まず最初にやっておくべき非常に重要な事が、「何のために家を購入するのか」をじっくりと話し合うことです。家を購入する一番のモチベーション(動機)が何かを改めて自分に問いかけてみて、それを夫婦で統一させておくことが大切です。

何故なら、それが「どういう家を探すか」の基本的なモノサシになっていくからです。
それを夫婦でしっかり確認した上で、不動産業者に伝えれば、スムーズにタイミングよく自分たちが求める家を購入出来るチャンスが広がります。

住宅購入で「これだけは絶対にやってはいけない」TOP3前のページ

土砂災害のリスク次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?

関連記事

  1. お金・ローン・税金

    耐震等級て何?

    おはようございます。リニュアル仲介の渡辺です。最近耐震…

  2. 不動産取引ガイド

    札幌消費者セミナー開催のご案内

    リニュアル仲介の犬木です。本日は札幌市内にて「家を買うなら知っておきた…

  3. 不動産取引ガイド

    主要都市の地価は89%の地区で上昇基調

    国土交通省の「主要都市の高度利用地地価動向報告(地価LOOKレポート)…

  4. 不動産取引ガイド

    内見のコツ

    インターネットで気に入った物件を見つけたら実際に物件を見に行きます。…

  5. 不動産取引ガイド

    不動産売買契約書に記載の「公租公課等の分担」とは何か?

    不動産売買では公租公課に関する取扱いが慣習的に行われています。法律的な…

  6. 不動産取引ガイド

    4人家族にちょうどいい住まいの広さ ~理想の広さと最低限必要な広さ~

    お住い探しをする場合には、予算、エリア、築年数など様々な希望条件がある…

  1. 不動産取引ガイド

    不動産面積の落とし穴:壁芯面積と内寸面積の違いを知ろう
  2. 不動産取引ガイド

    熱中症警戒アラート
  3. 不動産取引ガイド

    防犯対策は万全ですか?
  4. 不動産取引ガイド

    耐震性をきちんと検討する
  5. 不動産取引ガイド

    マンション修繕積立金 3割超が資金不足であることをご存知ですか?
PAGE TOP