お金・ローン・税金

住宅ローン減税特例適用「Yes・Noチャート」(戸建版)

日頃、この『戸建てリノベINFO』をご覧になられている方にはお馴染みの築年数による住宅ローン控除利用の可否。
今回は、物件探しをしている時にお役立て頂ける「Yes・Noチャート」を作成してみました。

まずは、おさらいから。

築20年以上経過している木造戸建て住宅の場合、現状のままでは住宅ローン減税等は利用することができません。
減税等を適用させるためには、中古住宅用の瑕疵(かし)保険である「既存住宅売買瑕疵(かし)保険」を付保するか、耐震診断・耐震補強(※)を行ない耐震基準適合証明書を取得する必要があります。

保険付保、証明書発行にかかるコストのことを考えるのであれば、瑕疵保険付保の方が安く済みます(劣化状況にもよりますが、多くの場合そうなります)。
その他、その物件が建築された当時の建築基準法や、間取り変更等構造に係わるリフォームの希望の有無によって、どちらを選択すべきか変わります。

今回は、簡単に判断ができるよう「Yes・Noチャート」を作成してみました。今回作成したチャートは木造軸組み工法(在来工法)を前提として作成しております。

その他の工法は、条件が少々異なりますので、割愛致しました。

耐震診断は現行の建築基準法のとの比較になりますので、旧耐震基準の建物であれば90%以上、新耐震基準の建物でも85%程度は、耐震性が不足しているという判定になります。

耐震基準適合証明書を取得するには、現行法同等の耐震性まで引き上げる為の耐震補強が必要となります。

以上、リニュアル仲介本部パイロット店 エージェント石川でした。
———————————————–

「資産となる家を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

———————————————–

見たことありますか?借地権の登記前のページ

代々木競技場2020年世界遺産登録目指す!次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. 住宅購入と 生涯の資金計画
  3. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  4. 土地価格の相場を知る方法
  5. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    都内で最近よく見かけるシェアサイクル。自宅近くにあると確かに便利です。

    都内では最近、シェアサイクルを利用している方をよく見かけます。新型…

  2. 不動産取引ガイド

    瑕疵(かし)保険とは?

    瑕疵(かし)保険をご存じでしょうか。瑕疵保険の正式名称は「瑕疵担保…

  3. 不動産取引ガイド

    不動産売買契約時に求められる2択

    中古住宅購入時にインスペクションを実施した方が良いことはこの戸建てリノ…

  4. 不動産取引ガイド

    2019 年11月度の不動産相場

    公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)から、2019…

  5. 不動産取引ガイド

    2018年住まいのトレンドは育住近接!?

    育住近接とは、保育園や学童施設などを集合住宅内に設置する傾向があります…

  6. 不動産取引ガイド

    建築時地盤調査の義務化

    現在の建築基準法改正では、事実上、建築時の地盤調査が義務化されています…

  1. 不動産取引ガイド

    国土交通省,女性の活躍求む!
  2. 不動産取引ガイド

    2021年住みやすい街ランキング
  3. 不動産取引ガイド

    コールドドラフト現象とは
  4. 不動産取引ガイド

    生まれ変わった東京駅
  5. 不動産取引ガイド

    令和(れいわ)元年以降の住宅購入の落とし穴?!
PAGE TOP