不動産取引ガイド

廊下のない家

コロナ禍により住宅の間取りに変化が出てきました。
テレワークが増えたことで、住戸内に仕事スペースを設けるケースが増えたのもそのひとつです。
最近のマンションにも廊下をなくしワークスペースが設けられているお部屋が人気のようです。

一般的に、マンションの室内廊下は2〜3畳分の広さとなりがちで、
そのスペースをリビングなどに取り込めば、個性的な間取りがとれて住戸内の生活スペースが広がる、という利点もあります。

コロナ禍による家時間の増加で、真っ先に求められたのは住戸の広さです。
家族全員が長く家に居るようになり、家の中で仕事や勉強もします。
さらに、リモート会議のための小部屋が求められたりもします。
これまでより広いスペースが必要になったのですがマンションの広さには限りがあります。そこで考えられたのが廊下のスペースの活用です。

廊下のないマンションで検索するたくさん間取りを見つける事ができます。
調べてみると多種多様なアイデアがたくさんありとても興味深いお部屋がたくさんありました。

また別の情報番組で木造戸建て住宅でも廊下を設けず各部屋に移動できるように間取りが考えられている平屋のローコスト住宅を紹介していました。
材料の効率を考え6帖単位に揃えて設計されていて、おもにシニア世代の住み替えるお客様が多いとの事です。広すぎる家の掃除の大変さや階段の上り下りが厳しいことからの住み替えのようです。
自分たちの生活スタイルからこれからも変化していく、これからの住宅の間取りの変化がとても楽しみです。

リニュアル仲介渡辺でした。

 

契約時に注意したい売主の意思能力前のページ

登記簿上の所有者不明土地が九州本島より広い事をご存知ですか?!次のページ

ピックアップ記事

  1. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  2. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  3. 危険な場所は 地形図で見分ける
  4. 住宅購入は不安でいっぱい
  5. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    大雨に警戒 屋内避難のポイントは?

    今年は、沖縄・奄美から東海地方にかけて、平年より早い梅雨入りとなり、四…

  2. 不動産取引ガイド

    よくある間違い。新耐震のつもりが旧耐震だった!

    よく耳にする「新耐震基準・旧耐震基準」。この法律の境目を正確に…

  3. 不動産取引ガイド

    老後に移住希望19%、「高齢者を地方へ」は難しく?!

    内閣府が10月17日にまとめた「国土形成計画の推進に関する世論調査」で…

  4. 不動産取引ガイド

    土地・建物には細かな制限があります。

    一見なにげなく建っている家にはさまざまな制限の中,建てられています。…

  5. 不動産取引ガイド

    【住宅ローン減税1】不動産会社選びが重要です!

    不動産購入で失敗しないためには、業者任せではなく、消費者も知っておく…

  6. 不動産取引ガイド

    想像力を膨らました内見をしませんか?

    住宅購入で内見をする時には内装や設備をご覧になられていると思いますが、…

  1. 不動産取引ガイド

    終活で心配なこと・・・!「家じまい」よりも〇〇〇!
  2. 不動産取引ガイド

    持ち家派は知っておくべき、民法改正とは!?
  3. 不動産取引ガイド

    耐震等級と一戸建て
  4. 不動産取引ガイド

    平成12年5月以前の木造住宅 90%超の住宅が耐震性不足!?
  5. 不動産取引ガイド

    内陸型地震を引き起こす活断層
PAGE TOP