不動産取引ガイド

マイホーム 「消費」としての考え方と「資産」としての考え方

マイホームの建物部分は、購入後利用して経年とともに減価、消費していくという側面があることは否めませんが、「家」は不動産であるがゆえに「資産」としての側面があります。
耐久消費財であれば、買った瞬間に中古品となり、何割か価値が落ちるというのは理解できますが、株や金が買った瞬間に2割落ちるなどと言われたら誰も買うことはないでしょう。

不動産は、「消費」という考え方だけではなく、「資産」という考え方を持つと、マイホーム購入が投資先を検討するという視点に変わり選び方が全く変わります。

もし、1億円で購入したマンションが10年住んだ後も1億円以上で売れる可能性が高いとしたら、高級住宅街に住んでいるのにも関わらずこの10年という期間に住んでいた住宅コストは、実質タダということになります。

このような買い方をすると、「現金」という流動資産を一旦「マンション」という固定資産に変え、十分に利用したら、ほぼ同じ金額の流動資産や、他の固定資産、金融資産などにかえるという作業をうまい具合に行っているともいえます。

一方、資産性の低い不動産を購入してしまうと、売る時にローンの残債を下回り、その差額をさらに自己資金で補填し売却する事になります。時としては売りたくても売れない、ローンに縛られてしまう人生となってしまいます。

だからこそ「最初の家選び」は、その後の人生、家計に大きな影響を与えてしまうほど、重要でもあるのです。

資産価値の高い家は、何も都心の高級マンションや高級戸建てだけではありません。サラリーマンの方でも購入可能な物件、視点を変えるだけで手に入れることが出来る物件はたくさんあります。

では、どんな物件を選んでいけばよいのか?

弊社が10年以上にわたって、開催してきている「賢い住宅購入術」のセミナーで、その選び方・基準を凝縮してお伝えしております。

セミナーの内容の一部をご紹介しますと、

=====================
・「資産形成」として考えるマイホーム購入
・不動産の「3つの価値」を意識する
・売る時に価格が下がりやすい物件とは?
・価格が下がりにくいマンションの特徴や条件とは?
・場所選びのポイント
・今後人口が減っていくエリアはどのようなところか
・良い物件を見つけるコツ
・選んではいけない物件の特徴
・住宅ローン、借入する上での重要な考え方 等
=====================

住宅購入する上では、知っておきたい情報満載のセミナーです。

ご自宅にいながら参加できるWEBセミナーですので、小さなお子様のいるご家庭でも気軽にご参加頂けますので、情報収集の一環でぜひご利用ください。

詳細は、こちらから
https://rchukai.jp/seminar/

空地・空き家対策の起爆剤?小規模不動産特定共同事業について前のページ

マンション購入後は「オーナーコネクト」登録を!資産ウォッチを通じて売り時を逃さない!次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. 立地適正化計画をご存知ですか?
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 土地価格の相場を知る方法
  5. 住宅購入は不安でいっぱい

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    「謄本」「抄本」その違い、ご存じですか?

    不動産購入等の手続きの際に必要となる書類に、登記簿「謄本」や戸籍「抄本…

  2. 不動産取引ガイド

    ペットと住む家

    ペットを飼われているご家庭多いと思います。最近ではマンションでもペ…

  3. 不動産取引ガイド

    不動産の4つの価格 その4 「実勢価格」

    前回は、不動産の4つの価格のうち、「路線価」についてお話ししました。…

  4. 不動産取引ガイド

    不動産購入時の住宅ローン事情!物件価格は年収の7倍までに抑える?!

    3月に入り、不動産が最も動く時期となっています。それも新生活シーズンと…

  5. 不動産取引ガイド

    中古住宅の取引は「仲介会社選び」が最も重要です

    物件は一つしかないので、結局のところ、どの不動産仲介会社を通じても、購…

  6. 不動産取引ガイド

    首都圏直下地震

    東京など首都圏を襲う「首都直下地震」。東京都は、首都直下地震の被害想定…

  1. 不動産取引ガイド

    不動産価格が上がってるって本当?
  2. 不動産取引ガイド

    あなたに合った構造は?注文木造住宅の工法と特徴
  3. 不動産取引ガイド

    中古住宅購入時にされるリフォーム人気箇所と注意点
  4. 不動産取引ガイド

    逃れられない税金と責任。売れない不動産の行く末とは?
  5. 不動産取引ガイド

    これからの時代は、家を2軒持つことが当たり前になる!?
PAGE TOP