不動産取引ガイド

マンションの火災保険,共有部分ってどうなってるのかご存知ですか?

マンションの火災保険で個人で加入出来る部分は専有部分(居住部分)のみですが、では共有部分の火災保険ってどうなってるのかご存知ですか?

買主様が購入時に加入されている火災保険というのは、通常専有部分(居住部分)の保険となっております。

マンションの場合、専有部分は個人で保険に入っていても共有部分(土台や外壁などの構造部分に加え、ホール、エレベーター、電気・空調の共有設備や、窓枠・玄関ドアなどなど…)の保険がどうなっているか購入時に確認している方は少ないと思います。

また火災保険に加入していたとしても地震保険にも加入している事はまれで、新たに地震保険に加入するには住民間での合意が必要となります。一般的には「管理組合の総会で、過半数の支持があれば契約はできる」となっておりますが、実際合意に至るには簡単ではないようです。

恐ろしいですよね。自分のお家は守れても、共有部分の修繕がされないマンションなんて保険にはいっている意味はあるのかさえ疑問になります。
ですが、現状はまだ共有部分にまで地震保険もかけているマンションは全体の37%しかいないそうです。

まずは専有部分からしっかりとした保険に加入される事はもちろんですが、自分の安全を守る為にはしっかり保険も管理されているマンション選びをする事をお勧めします。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
リニュアル仲介、前田でした!!

———————————————–

「資産となる不動産を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

10月24日(土)11月21日(土)12月19日(土)

———————————————–

中古戸建てのリスクを確認する「建物インスペクション」とはそもそも何なのか?前のページ

築11年でもこんなにあった気になる劣化等...!?本部エージェントの現場レポート≪中古戸建て編②≫次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入は不安でいっぱい
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. 住宅購入と 生涯の資金計画

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し 3 【事前準備~売買契約締結 編 1/9】

    海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し」シリーズ。今回は、住宅購入の事前…

  2. 不動産取引ガイド

    家の価格変動が一目瞭然!『中古マンション成約価格変動率早見表(東京23区)』

    東京の不動産価格が上昇しているのは皆様もニュースで耳にしたことがあるか…

  3. 不動産取引ガイド

    「東京23区は億ションだらけ?!」は間違い!

    東京23区の新築マンションは2023年、平均価格で1億円超えが続いてい…

  4. 不動産取引ガイド

    自宅に太陽光発電を取り入れるには!?

    太陽光発電の義務化のニュースや光熱費の高騰などに備えて建替え予定の我が…

  5. 不動産取引ガイド

    低層マンション絶滅の危機

    低層マンションは、容積率の低い住宅地に建てられることが多く、良好な住環…

  6. 不動産取引ガイド

    騒音…音の大きさについて

    ご近所トラブルの内容でよく聞くのは騒音ではないでしょうか。ではその…

  1. 不動産取引ガイド

    木造戸建ての耐用年数は寿命という事なのか?
  2. 不動産取引ガイド

    ラジコンやドローンを飛ばしてはいけません! ~航空法~
  3. 不動産取引ガイド

    コロナ禍で住宅ローンを見直す際のポイントについて
  4. 不動産取引ガイド

    マンション建て替えしやすく 所有者合意2/3に変更される予定です!
  5. 不動産取引ガイド

    不動産購入前に気に掛けたい3つのこと <Part(1)>
PAGE TOP