不動産取引ガイド

宅建業法改正法案が閣議決定 インスペクションの普及前進?!

政府はこのほど、宅地建物取引業法の一部改正法案を閣議決定しました。
詳細については国土交通省・住宅新報社のHPをご確認ください。

http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo16_hh_000130.html (国交省HP)

http://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000028071 (住宅新報社HP)

中古住宅の取引における情報提供の充実を図るため、宅建業者に対して下記3点を義務づけるようです。

(1)媒介契約の締結時に、インスペクション(建物診断・検査)事業者の斡旋(あっせん)に関する事項を記載した書面を依頼者に交付すること
(2)買主などに対して、インスペクション結果の概要などを重要事項として説明すること
(3)売買などの契約の成立時に、建物の状況について当事者(売主・買主など)双方が確認した事項を記載した書面を交付すること

インスペクションの実施自体が義務づけられるわけでは無いようですが、様々なシーンで実施した方が良い内容となっています。
石井啓一国土交通大臣は閣議後の会見では、「インスペクションの活用により消費者が安心して取引できる市場環境を整備し、中古住宅の流通を促すのが大きな狙い」と語ったようです。
同法案ではこのほか、営業保証金制度などによる弁済の対象から宅建業者を除外すること、事業者団体に対して従業者への体系的な研修を実施する努力義務を課すことも規定しているようです。いよいよ本格的なインスペクションの普及に弾みがつきそうです。

弊社ではインスペクション以外にも多くのメリットを住宅購入検討者に提供しておりますので、もしよろしければこの機会に弊社ホームページをご覧ください。

http://www.rchukai.jp/ (リニュアル仲介HP)

http://www.rchukai.com/#!story/c1vw1 (インスペクション映像・お客様の声)

法人営業部 犬木 裕

———————————————–

「資産となる不動産を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.jp/semi/

———————————————–

低層マンション絶滅の危機前のページ

立地の良い「古民家」の見つけ方次のページ

ピックアップ記事

  1. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 住宅購入と 生涯の資金計画
  5. 立地適正化計画をご存知ですか?

関連記事

  1. かし保険

    既存住宅売買瑕疵保険を活用しましょう

    既存住宅売買瑕疵保険は消費者保護が目的の制度です。特に戸建て住宅の場合…

  2. 不動産取引ガイド

    ペットにやさしい床材とは

    現在、4世帯に1世帯の割合でペットを飼っていると言われています。我…

  3. 不動産取引ガイド

    マンションの管理状況を確認するためのチェックポイント

    マンションの購入を検討されている方は、室内は勿論ですが共用部分も含めて…

  4. 不動産取引ガイド

    エアコン設置 隠ぺい配管には気を付けよう!

    中古住宅購入して、いざ引っ越し。引っ越し直前や、引っ越し時にエアコ…

  5. 不動産取引ガイド

    図面の見方

    建物にはいくつかの図面がありますが、図面には何が書かれているのかがわか…

  6. 不動産取引ガイド

    マンション調査で判明!みんなが気になるマンションのアレコレ

    国土交通省が、「平成30年度マンション総合調査結果」を発表しました。…

  1. 不動産取引ガイド

    気になるマンションの偏差値を調べてみませんか?!地域で何位のマンションなんでしょ…
  2. お金・ローン・税金

    住宅ローン控除など 2021年度税制改正のポイント
  3. 不動産取引ガイド

    床上浸水した時の対処法
  4. 不動産取引ガイド

    民法改正により、不動産売買契約も更なる慎重さが求められるようになる?!
  5. 不動産取引ガイド

    不動産業界の実態
PAGE TOP