不動産取引ガイド

3年に1度の「評価替え」とは?

固定資産税の「評価額替え」とは、固定資産税の評価額を適正な時価に見直す作業を言います。

本来であれば、毎年適正な時価を調査し、固定資産税の評価額も見直すべきなのですが、莫大な量の土地、家屋について毎年度評価を見直すことは、実務的には事実上不可能であることや、課税事務の簡素化を図り徴税コストを最小に抑える必要もあること等から、土地と家屋については3年毎に評価額を見直す制度がとられています。

前回の評価替えが平成27年でしたので、今年の平成30年も評価替えの年となります。

ここ3年は、平成27年度の価格が据え置かれていましたので、今回の評価替えでは固定資産税評価額の増額が見込まれます。

固定資産税の評価額が上昇すると、毎年の固定資産税等が増加することや、名義書換の登記費用が増加することになります。

固定資産税の納税通知書は、各市区町村により異なりますが、5~6月くらいに各家庭に送付されてきます。

納税通知書が届いたら固定資産税の税額や評価額を確認してみるようにしましょう。

**************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)

**************************************************

 

謄本の見方がわかると、購入時に何に気を付けた方が良いかがわかると思います。前のページ

なぜ、不動産事業者選びを最初にするのが重要なのか?次のページ

ピックアップ記事

  1. 立地適正化計画をご存知ですか?
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. 住宅購入は不安でいっぱい

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    ルーフバルコニーのメリット・デメリット

    戸建のルーフバルコニーと聞くと、魅力的なイメージを持たれる方も多いと思…

  2. 不動産取引ガイド

    「高齢者の地方移住を促進する新型交付金とは?!」

    「高齢者の地方移住を促進する新型交付金とは?!」…

  3. 不動産取引ガイド

    家を買う際の「法的なリスク」とは?

    お住まい購入の判断にあたっては、「賃貸かor購入か」とか、「住宅ローン…

  4. 不動産取引ガイド

    税務署からの「お尋ね」が来たら、どうすれば良いのか?2

    マイホームを購入や増改築した時にやってくる税務署からの「お尋ね」につい…

  5. 不動産取引ガイド

    住宅購入時に知っておきたい不動産業界の課題について(不動産テックツールを活用しましょう!)

    そもそも不動産業界はマンション開発や不動産流通、アパートやオフィスビル…

  6. 不動産取引ガイド

    立地適正化計画実行状況 街再生に期待は大きいようですが・・・?!

    全国の自治体で住宅や商業、福祉施設などを一定の区域に集める「立地適正化…

  1. 不動産取引ガイド

    奇抜な建築物は許される?許されない?~景観法~
  2. 不動産取引ガイド

    3軒に1軒が空き家の時代が訪れる!?
  3. 不動産取引ガイド

    不動産の持分はどこへ?
  4. 不動産取引ガイド

    神社の近くに住むということは?
  5. 不動産取引ガイド

    2種類以上の用途地域にまたがる場合もあります。
PAGE TOP