お金・ローン・税金

不動産購入時の諸費用ってどのくらいかかるかご存知ですか?

不動産購入時に諸費用を聞かれると物件代金の7~8%を目安にとお答えする事がよくあります。

そもそも、諸費用とは何の費用がかかっているのかご存知ですか?

まず、不動産購入ですので物件代金はもちろんですが、諸費用の内訳をご紹介します。

1.仲介手数料

2.融資手数料・事務手数料(住宅ローンを組まれる方)

3.登記費用

4.火災保険料

5.固定資産税の清算

6.管理費・修繕積立金の清算(マンション購入の方)

7.収入印紙(住宅購入時と住宅ローンの契約時)

上記の項目の費用が発生いたします。

こちらはあくまでも中古住宅購入時の諸費用ですが、マンションと戸建てでも違ってきますし、住宅ローンを組む場合と組まない場合でも金額が変わってくるので、詳細は担当者に確認をしていただくと良いかと思います。

また、フラット35を利用する場合はフラットの適合証明書の発行費用がかかりますし、戸建ては20年、マンションは25年以上の建物には耐震基準適合証明書の発行もしくは瑕疵保険の付保がないと、住宅ローン減税や不動産取得税、登録免許税の軽減措置も受ける事が出来なくなってしまいます。

出来る限り手元の資金を減らさずにローンを組んでしまった方が、生活を圧迫することがないので安心は出来ますが、住宅ローンとして組める諸費用とそうでない諸費用もあったり、また全てを住宅ローンで組んでしまうと、毎月の返済額ももちろんですが総支払額も高くなってしまいます。

また、返済計画も毎月の返済とボーナス払いを併用して急いで返済をしてしまいたいと思う方も多いと思います。もちろん計画的に計算されて決めている方は良いですが、無計画に決めてしまうと後々後悔する事になります。

住宅購入後に返済が出来なくなってしまい、結果、売却しなければならなくなったら購入した意味がなくなってしまいます。家計のバランスを考え一番良い計画を立てる事が重要ですので、しっかりと将来の支出も考えた計画を立ててきましょう。

弊社でも詳細の情報を元に資金計画を一緒に考えるお手伝いも行っておりますので、お気軽にご相談ください。

リニュアル仲介、前田でした。

予想以上の反応で、私達もびっくりしました前のページ

インナーバルコニーのメリットとデメリット次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    キッチンの床材(タイル編)

    キッチンの床はよごれやすいので素材は慎重に考えたいものです。現在の…

  2. マンション

    入居者・購入者に負担転嫁?!管理組合向けのマンション保険料の引き上げが続いています。

    損害保険各社はマンション管理組合が共用部分の損害に備えて加入する保険の…

  3. 不動産取引ガイド

    ペットと暮らす家

    少子化する一方でペットの数は急増し、小さな子供といる家庭よりもペットの…

  4. 不動産取引ガイド

    地下車庫付の中古物件を購入する際の注意点

    坂の多い戸建ての住宅街では、車庫が地下にあることが多いです。このよ…

  5. 不動産取引ガイド

    不動産購入に係る諸費用について(不動産購入の基本知識)

    不動産の購入には、不動産の価格とは別にご購入のための諸費用が必要になり…

  6. マンション

    “売主も知らない”告知事項。一般的な書式では見過ごす可能性あり..

    今回は、マンションを購入する際に確認をして頂きたい、もしくは不動産屋さ…

  1. お金・ローン・税金

    二重ローン問題 債務免除減額の手続きについて
  2. 不動産取引ガイド

    リフォーム会社に建設業許可はいるの?
  3. 不動産取引ガイド

    海外と日本の住宅の違い
  4. 不動産取引ガイド

    ポピュレーションステレオタイプ(習慣・伝統による動作の特性)を考慮して!
  5. 不動産取引ガイド

    住宅性能表示制度について
PAGE TOP