不動産取引ガイド

売る時に価格が下がりやすい物件とは?(自然災害の被害に遭いやすい場所に建つマンション)

歴史的に災害の被害が大きかったエリアや、大きな被害が予想されているエリアは注意が必要です。

東日本大震災以降、湾岸タワーマンションなどの分譲マンションは防災対策を大幅に見直し、マンションに免震・制震装置を採用したり、72時間エレベーターを動かすことが出来る非常用発電機、救急箱や生活用品を収納した防災倉庫などを設置するなど、防災対策を強化している物件が多くなってきています。

しかし、大地震が起きるその瞬間は、自分や家族がマンション内にいるとは限りません。また、非常用発電機で賄える時間内で電気が復旧するとも限りませんし、配電施設が被災する事もあります。居住予定のマンションが存在する街の標高、地盤、浸水可能性、液状化想定などの安全性は、是非確認しておくことをおすすめします。

特に、活断層がある、液状化が起きる、低地で水没する可能性があるなど、地震・水害被害想定マップやハザードマップ等で相当の被害が予想される場所に建つマンションには注意が必要で、地震や水害が起きて被害が出たら資産価値は下がるリスクがありますので注意しましょう!

 

 

「マイ・タイムライン」開発の経緯前のページ

古いマンションを購入したらどうなるのか次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. 危険な場所は 地形図で見分ける
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. 買ってはいけない物件を自分でチェック

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    フェンスが倒れたら!?

    12日午後、埼玉県で民家のフェンスが倒れる事故があり、小学生の男の子が…

  2. 不動産取引ガイド

    米住宅ローン残高が過去最高を更新!!

    アメリカの住宅ローンの残高が、日本円で1,019兆円と過去最高を更新し…

  3. 不動産取引ガイド

    騒音…音の大きさについて

    ご近所トラブルの内容でよく聞くのは騒音ではないでしょうか。ではその…

  4. お金・ローン・税金

    地震保険料控除証明書ハガキがそろそろお手元に届く時期です。ご確認ください。

    地震保険の保険料は控除の対象なのはご存じでしょうか?これは地震保険…

  5. 不動産取引ガイド

    ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及率ランキング!今後の住宅購入の参考に!

    突然ではありますが、脱炭素社会の実現に向けて住まいの環境対応が進んでい…

  6. 不動産取引ガイド

    心“ほっこり”お客様の声。初めてのブログが早くもランキング1位!

    私がお住まい探しの担当をさせて頂いたお客様が、私のことをブログで書いて…

  1. 不動産取引ガイド

    耐震基準適合証明書の詳細
  2. 不動産取引ガイド

    2021年1月度の不動産相場
  3. お金・ローン・税金

    『同じ借入額でも数百万の差!? フラット35「S」金利引下げ幅拡大終了』
  4. マンション

    資産価値を守る マンション管理、収支改善のコツ?!
  5. 不動産取引ガイド

    「相続」案件が「争族」となり、過料が発生するケースもある?!
PAGE TOP