不動産取引ガイド

約30年でこれだけ変わった!地域別人口増加率。

これは、1990年~1995年の首都圏の市区町村別「人口増加率マップ」です。

(※1990年~1995年の人口増加率)

まさにこの時代は、バブルの時代にあたります。その時代では、千代田区、港区、渋谷区、中央区、江東区、新宿区、台東区など今人気のエリアは、人口増加率はなんとマイナス。
逆に都心から電車で1時間から1時間半ぐらいかかるところが人口増加率が高いです。まさに、郊外型の庭付き一戸建てがブームになった時代です。

ところが、その時代から約25年経った2010年~2015年の人口増加率マップを見ますと、人口のトレンドが反転しています。

(※2010年~2015年の人口増加率)

約25年間、一時代が変わり状況もすっかり変わりました。

そして、さらにそれから5年経った2015年~2020年の人口増加率マップがこちらです。

(※2015年~2020年の人口増加率)

不動産の価値も、需要と供給で決まります。
自分のお住まいの人口が減ってくれば当然需要が落ち、不動産価格も下がります。
目先の自分たちの都合だけを考慮して安易に購入するのではなく、将来の人口統計がどのように変わってくるかもきちんと把握したうえで、購入エリアを検討しましょう。

弊社では、お客様の年収や自己資金、家族構成など個別の状況を把握させて頂き、どのエリアを狙っていった方が良いか、エージェントがアドバイスをさせて頂いております。気軽にご相談下さい。

~バイヤーズエージェントがお手伝いする住宅購入~
https://www.rchukai.com/buyersagent

【参照資料】
人口増加率・密度マップ(埼玉大学教育学部 谷謙二研究所)
1990年以降の5年単位の5時期 切り替えて表示できるマップです。
これから人口減・家余りがより顕著にひと時代でこれだけ変わってしまう事が、このマップを見ても良く分かると思います。
あなたの実家や今お住まいのエリア、今後購入を検討しているエリアがどのように変わってきたか、ぜひ確認してみて下さい。

これと併せて確認して頂きたいのがこちら。
「日本の地域別将来推計人口」
今後の人口がどのように推移していくか、
2050年までの地域別・年齢(5歳)階級別データーを確認できます。

過去と未来を比較検証し、お住まい探しにお役立てください。

以上、バイヤーズエージェント中田でした。

損をしない不動産購入をする為に、不動産テックツールの活用を目指しましょう!前のページ

謄本の『地目』次のページ

ピックアップ記事

  1. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. 土地価格の相場を知る方法
  4. 立地適正化計画をご存知ですか?
  5. 住宅購入と 生涯の資金計画

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    日経新聞の記事で右往左往する不動産業界

    10月5日の日経新聞朝刊に住宅ローンに関する記事が掲載されました。…

  2. 不動産取引ガイド

    「寿命を縮める家」「寿命を延ばす家」

    ダイアモンドオンラインで面白い記事を見つけたので紹介します。「寿命…

  3. 不動産取引ガイド

    地盤の液状化現象・洪水などの自然災害によるリスクとなる土地なのかを事前に調べる方法。

    地盤の液状化現象とは、地震によって地盤が液状になる現象の事をいいます。…

  4. 不動産取引ガイド

    不動産購入時の『火災保険』は補償範囲や特約もチェックする!

    不動産購入時に『火災保険』に入られる方が多いかと思います。また、「もし…

  5. お金・ローン・税金

    住宅ローンの借り換えは検討していないのですか?

    私たちも驚くほどの低金利ですが、皆さんは借換えをご検討されたことはあり…

  6. 不動産取引ガイド

    相続税はどうなる?路線価が公表されています。

    7月1日に、平成27年度の路線価が公表されました。http:/…

  1. 不動産取引ガイド

    海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し 8 【事前準備~売買契約締結 編 6/9】…
  2. 住宅の資産性

    2022年5月度の不動産相場
  3. 不動産取引ガイド

    想像力を膨らました内見をしませんか?
  4. 不動産取引ガイド

    GX志向型住宅とは
  5. 不動産取引ガイド

    不動産取得税とは
PAGE TOP