かし保険

「建物状況調査」を使いこなせる不動産業者を選びましょう!平成30年度法改正で大きく変わる中古住宅取引

2017年12月1日に開催された、公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会(略称:全宅連)主催の平成29年度不動産実務セミナーに参加してまいりました。全国66カ所で一斉に開催される不動産事業者向けのセミナー(講義映像)で、私達は東京新宿会場に参加してきましたが、会場は満席の状態。関係者の関心の高さがうかがえました。

セミナーは下記二部構成。

(詳細は文末のリンク参照)

「第1部 既存住宅取引についての宅建業法改正の要点と実務上の留意点」

「第2部 既存住宅売買の物件調査を巡るトラブル事例と未然防止のポイント」

特に第1部は、2018年度(平成30年度)から施行される改正宅建業法に焦点をあて、法改正によって、普段行なっている実務がどのように変化するのかをドラマ仕立てのVTRで説明しており、大変分かりやすく、勉強になる内容でした。

一番のポイントは、「建物状況調査(※)」と「既存住宅売買瑕疵(かし)保険」で、不動産取引のどのタイミングで、どのように消費者に対して情報提供を行なうのか。また、それに付随してどのような業務や責任、トラブル等が生じる可能性があるのかなどを、具体的に説明していました。来年度からは、既存住宅の取引が、ますます安心になりそうですね。

※「既存住宅状況調査技術者」の資格を有する建築士が行なう、建物の調査。既存住宅とは、簡単に言えば中古住宅のこと。

少し宣伝になりますが、私達リニュアル仲介は、いまを溯ること7年前の2010年から、「既存住宅売買瑕疵(かし)保険」や「建築士による建物調査」を不動産取引のなかに取り入れ、お客様に対して、必ずご案内することを続けてきました。手前みそではありますが、私達には、圧倒的な経験と知識がございますので、安心して不動産取引をなさりたい方は、是非ご相談ください!

余談になりますが、セミナー資料として配られた「家本(いえほん)2017年度版」の最終ページには、私達「リニュアル仲介」と、私達が運営事務局を行なっている「首都圏既存住宅流通推進協議会」が紹介されていました!

以上、リニュアル仲介本部パイロット店 エージェントの石川でした!

◆全宅連 平成29年度不動産実務セミナー

https://www.zentaku.or.jp/training/seminar/archive2017/

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)

■資産となる家を真剣に考えるセミナー

http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

***************************************************

築50年の家に耐震改修を行うメリットはあるか?前のページ

危険な場所は 地形図で見分ける次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 立地適正化計画をご存知ですか?
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    資産価値を下げるリフォーム!自己満足と資産価値は反比例。

    本日はリフォームによる家の資産価値アップについて、現場のリアルな声をお…

  2. 不動産取引ガイド

    農地の購入についての注意点

    地目が農地の場合には、不動産の購入についても注意が必要です。農地の…

  3. 不動産取引ガイド

    宅建業法改正法案が閣議決定 インスペクションの普及前進?!

    政府はこのほど、宅地建物取引業法の一部改正法案を閣議決定しました。…

  4. お金・ローン・税金

    住宅ローン金利が下がってます!

    今月のフラット35の金利は0.98%と史上3番目に低い金利となりました…

  5. 不動産取引ガイド

    金利が安い時が不動産の買い時です

    この仕事をしているとよく聞かれるのが「不動産の買い時はいつ?」です。…

  6. 不動産取引ガイド

    住宅基礎の種類!

    住宅はいつ起こるか分からない地震に耐えぬく家にする…

  1. 不動産取引ガイド

    お住い探し上手くいくひとと上手くかない人の特徴と違い
  2. 不動産取引ガイド

    空き家対策されていますか?
  3. 不動産取引ガイド

    不動産の4つの価格 その3「路線価」
  4. 不動産取引ガイド

    マンション購入時に共用部の地震保険の加入状況を確認していますか?
  5. 不動産取引ガイド

    最長50年住宅ローンが注目されている!しかし総返済額増えるリスクも…!
PAGE TOP