契約関係

公図と現況のズレが生じる事が多々あります。

法務局で取得できる地図「公図」があてにならないことがあるようです。

公図とは、法務局で取得できる地図のひとつですが、この公図、現況と一致しておらず、不正確であることが多々あります。 http://gaikuchosa.mlit.go.jp/gaiku/html/info4.html (国土交通省のQ&Aです。) 作成の経緯なども関係があるようです。

先日も、現況は綺麗な整形地なのに、公図上では歪な形をしているように記載されている土地がありました。 そのケースでは、実際に測量士の方によって隣地の方との境界の確認や土地の実測がされていましたので、しっかりと土地の形状を確認することができました。 お客様へも、公図が不正確なだけで、権利上は問題がないことをお伝えすることができました。

しかし中には、今回のケースとは違い、実測や境界確認がされていない土地も多くあります。 その場合、取引をする際には費用をかけて確認しなければなりません。 どこまでが購入できる土地で、どこからがお隣の土地なのかが確認できない土地は、安心して購入することはできませんよね。

現在、国によって地籍調査という事業により正確な地図への置き換え作業が進められている最中ではありますが、すべての公図が正確に反映されるまでは、まだ時間がかかりそうです。

不動産を安心して購入するために、買主へ徹底的に寄り添うリニュアル仲介へご相談ください!

 

 

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