不動産取引ガイド

コロナ禍でもマイホームを「今、あえて買う」理由

最近見かけたニュースをご紹介します。
コロナ禍でも、新築分譲マンションの購入者が減らないとかバブル期並みに売れているような記事も見かけますが
一方で「住宅ローン破綻が急増」などのニュースもあります。

コロナ禍での収入減により住宅ローン破綻の可能性があるのに、どうして今マンションを買う人が激増しているのでしょう。
現状、マンションは品薄状態の為、希望の物件も見つけにくく、見つかったとしてもすぐに売れてしまうようです。

今、マイホームを購入する方達は、どのように考えて購入を決意したのでしょうか。

賃貸に住み続けても、家賃の支出がある為、収入減の状況では持ち家も賃貸もリスクは同じことになります。
今後のことを考えれば賃貸に住み続けても、家賃や更新費用の支出がある為、超低金利の現在はマイホームを購入して財産として考えるほうが得となりやすいそうです。

ただし、マンションを買えば、ローン返済以外に毎月の管理費と修繕積立金がかかります。
年に1回固定資産税も発生します。
総額で年間で30万円から40万円程度の出費予定ですが、それを補ってくれる住宅ローン減税が10年以上続く事を考慮して綿密に計算したうえで、購入を決めている人が多いのだそうです。

その他の意見として

・1、2年様子をみるのもよいが、そうなると、住宅ローン返済の開始時期が遅くなり、人生設計が狂ってしまう。
・1、2年様子をみている間、賃貸の家賃を払い続けるのもムダになる。
・今後コロナ禍で収入が減ると、住宅ローンで借りることができる金額が減る。
などでした。

結局、コロナ禍の今でも、マイホーム購入に積極的な人がいるのは、超低金利の住宅ローンが利用できることと超大型の住宅ローン減税がある今現在の
2つの魅力が、コロナ禍の不安に勝り、それがマイホーム購入者が減らない大きな理由だと考えられるようです。

詳しくは下記をご参照ください。

タイトル:なぜ、コロナ禍でもマンション購入者が減らない? マイホームを「今、あえて買う」理由とは
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakuraiyukio/20210108-00212268/

リニュアル仲介では、これからマイホームを検討される方向けのセミナーを行っています。
ご興味がある方は下記をご覧ください。

リニュアル仲介、渡辺でした。

深刻な木材不足が引き起こす住宅問題前のページ

所有者不明土地が減ると取引出来る不動産が増える?!次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. 土地価格の相場を知る方法
  5. 立地適正化計画をご存知ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    不動産の所有者が認知症になってしまったら?

    特別養護老人ホームの入居者待ちや、老々介護の問題など、様々な分野で高齢…

  2. 不動産取引ガイド

    タワーマンションの「2つの老い」を巡る課題について

    建物の老朽化と住民の高齢化という「2つの老い」がタワーマンションに忍び…

  3. 不動産取引ガイド

    太陽光発電コスト安価に!

    毎日暑い日が続きますがこの太陽光を使ってエネルギーに変える取り組みはす…

  4. 不動産取引ガイド

    建蔽率(けんぺいりつ)と容積率の目的

    建ぺい率と容積率があるのは何のためでしょう。間取りや構造以前に…

  5. 不動産取引ガイド

    防災の基本は最悪の想定から

    今年は東日本大震災から丸10年ということで、マスコミを中心に防災に関す…

  6. 不動産取引ガイド

    優先順位について

    そろそろ家を買おうかと検討される方は、まずは情報収集から始めるのではな…

  1. 不動産取引ガイド

    不動産の買い替えを検討する前に、売却のコツを把握しましょう!
  2. 不動産取引ガイド

    不動産屋が言うことを鵜呑みにしてはいけない?!
  3. 不動産取引ガイド

    宅建業者について
  4. 不動産取引ガイド

    不動産の地番と住所が違う?
  5. 不動産取引ガイド

    熊本地震で今後心配しなければならないのが、心の病…
PAGE TOP