不動産取引ガイド

情報の積極公開とフェアな取引で、中古住宅がますます買いやすくなります!

「中古住宅よりも新築の方が安心だから...」

確かにそうかもしれません。でも、数年後にはこのような考え方をする人は居なくなってしまうかもしれません。今、中古住宅を安心して取引できるようにする為の施策が急ピッチで進もうとしています。

 

この程、自民党の中古住宅市場活性化小委員会(鶴保庸介委員長)が「中古住宅市場活性化に向けた提言―中古市場に流通革命を―」をまとめました。ここでは8つの提言がされています。不動産業を営む方は必読の情報です。消費者の方にとっては、どれも専門的な内容に感じられてしまうかもしれませんが、この提言は、過去の経緯や現状の問題と解決策など、順序だてて書かれています。皆さんは(日本人の方)は、自覚がないかもしれませんが、資産の7割を不動産に投資しています。この資産価値に大きく影響を与えうる重要な取り組みですので、お時間があれば是非ご覧下さい。

 

◆中古住宅市場活性化小委員会(鶴保庸介委員長)

「中古住宅市場活性化に向けた提言―中古市場に流通革命を―」

クリックして20150528.pdfにアクセス

 

提言1 「囲い込み」の解消に向けたレインズルールの抜本的改善

提言2 インスペクション等の活用促進による情報の非対称性解消に向けた新たな取引ルールの構築

提言3 長期優良住宅の普及、一般住宅のリフォーム履歴等の保存・活用

提言4 担保評価を含む「20年で一律価値ゼロ」とみなす市場慣行の抜本的改善

提言5 中古マンションの管理情報の開示

提言6 不動産総合データベースの構築

提言7 新たなビジネスモデルとその環境整備

提言8 増大する空き家の市場での流通・活用の促進

【火災保険の家財はいくらで設定したら良い?】前のページ

床の間も使用目的やスペースなどで変化します。次のページ

ピックアップ記事

  1. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. 危険な場所は 地形図で見分ける
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    アマゾンも注目するドローン(小型無人機)!インスペクションに応用すると・・・?!

    少し前の日経新聞に米国アマゾン社の副社長が日本における「ドローン宅配」…

  2. 不動産取引ガイド

    国の政策にアンテナ張っていますか?

    我が国の住宅政策は、平成18年に施行された「住宅生活基本法」に基づいて…

  3. 不動産取引ガイド

    コンビニが最新のコインランドリーに!

    最近のコインランドリーはガラス張りの店内は、落ち着いた壁紙におしゃれな…

  4. 不動産取引ガイド

    住生活基本法を知る!

    今回は、住生活基本法についてです。我が国の住宅政策としては、昭…

  5. 不動産取引ガイド

    中古マンション、割安取引 が広がる?!仲介会社選定基準

    最近、新築マンションの価格高騰を受け、割安感のある中古マンションに注目…

  6. 不動産取引ガイド

    大雨の時期だからこそ見直したい 住宅購入検討時のハザードマップの重要性

    梅雨らしい天候がないまま梅雨明けした途端に日本全国で大雨被害が警戒され…

  1. 住宅の資産性

    平成30年地価が発表されました!
  2. 不動産取引ガイド

    不動産取引がスムーズに!?噂のフィンテックの恩恵とは
  3. マンション

    入居者・購入者に負担転嫁?!管理組合向けのマンション保険料の引き上げが続いていま…
  4. 不動産取引ガイド

    中古+リフォームの夢のある一戸建て購入
  5. 不動産取引ガイド

    信頼できるパートナー選び
PAGE TOP