デザイン

中古住宅ならではの家づくり 設備も間取りも思いどおりに実現できました

物件は魅力的だが、古いので性能が不安…

構造性能を確保しつつ、大胆な間取り変更で快適な住空間を実現

 

当初は建売物件を中心に家探しをしていたNさん。しかし、立地や間取り、価格面で折り合いがつかなかったことが原因で、一旦は家探しを中断されたことがあるそうです。

今回Nさんが購入した物件は大通りに面しでおらず、また駅から近いので、静かで通勤が便利な好立地。また、敷地も広く子供たちも元気に遊べる点が気に入って購入を決めました。

ただ、この物件は昭和52年築で、建物が構造上問題がないか、腐食などしていないかなどの不安を感じられていました。

建築士による耐震診断を含めた建物インスペクションを実施。問題のある箇所を明確にし、現行の耐震基準を超える性能に改善しつつも、細切れで使いにくかった間取りを変更し、一つの大きなリビングに。構造上外すことが適切で無いと判断した壁は「見せる筋交い」として、リビングの開放感を確保しました。

広いリビングと心地良い無垢材のフローリングが特にお気に入りだそうです。

考えていた予算より少しオーバーしてしまったのですが、間取りや設備など自分たちで納得して決めることができたので大満足のNさんです。

 

201408_r21_c8

間仕切りを排除し一つの大きな部屋と することで、明るい雰囲気のリビング に様変わりしました。

特徴的な階段手すりは再利用しました。 今ではなかなか見ないデザインです。

特徴的な階段手すりは再利用しました。
今ではなかなか見ないデザインです。

キッチンは最新式のシステムキッチンへ。

キッチンは最新式のシステムキッチンへ。

トイレに設置した造作戸棚。こういた 細やかな工夫ができるのも中古ならで はです。

トイレに設置した造作戸棚。こういった
細やかな工夫ができるのも中古ならで
はです。

201408_r13_c5

平成26年8月 建物インスペクションを いつ実施すればよいのか?前のページ

平成26年9月 買ってはいけない土地がある?!次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. 住宅購入と 生涯の資金計画
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. 土地価格の相場を知る方法

関連記事

  1. デザイン

    古屋が持つ重厚感。 新築にはない既存住宅ならではの味わいを活かす。

    普通は建て替えますよね? でもこの建物と庭が好きなんです…。も…

  2. リノベーション

    耐震を中心にリフォームを行い各種補助制度をフル活用

    自治体の耐震診断・耐震改修の補助制度を活用! Aさんが購入されたの…

  3. リノベーション

    中古住宅購入時のリフォームはかし保険の検査技術のある事業者選びが大切

    一般的なインスペクションでは発見できない雨漏れの原因を特定根本的な…

  4. リノベーション

    建物の構造に関する基準として耐震等級があります。

    おはようございます。リニュアル仲介の渡辺です。最近耐震等級の問…

  5. マンション

    築23年の物件ながらも最小限のリフォームでまるで新築のような仕上がりに

    広いエリアの選択肢から住み慣れた街を選択したのは 母親との同居を考…

  6. リノベーション

    350万円で実現できた“こだわり”リノベーション

    数年前に売主がフルリノベーションをした物件 予算の優先順位を決めれ…

  1. 不動産取引ガイド

    ZEH(ゼッチ)【 省エネ住宅シリーズ】
  2. 契約関係

    「仮差押」と「差押」の違いとは?
  3. 不動産取引ガイド

    公示地価の上昇地点(資産価値が下がり難いエリア)を把握しましょう!
  4. 不動産取引ガイド

    「損をしない家の買い方」や「買ってはいけない不動産」について今月も本部セミナーを…
  5. 不動産取引ガイド

    土地価格の決定要素とは?
PAGE TOP