お金・ローン・税金

“頭金”で使ってしまう前に、激安の資金調達手段を考えよう!


今日はホームズさんのレポートをご紹介します。テーマは、住宅購入の頭金。消費者に対し、住宅購入に際していくらの頭金を用意したかをヒアリング調査したものです。(詳細はリンク先をご覧下さい)

さて、日頃私がお住まい探しのお手伝いをしていると、手元資金(主に現金)の多くの部分を住宅購入に使う計画で考えていらっしゃる方がいます。その理由は住宅ローンの借入額をできるだけ少なくする為ということですが、でも本当にその金額を住宅購入の為に使ってしまってよいのでしょうか。将来、教育、医療、車などで、瞬間的にまとまったお金が必要になることはないでしょうか。

現在は史上空前の低金利です。例えばフラット35の今月の金利は35年固定で1.61%です。さらに、数ある融資の中で、「住宅ローン」は金利が非常に低く設定されています。この金利で調達せずに、数年後になって前述の車、教育、医療などの為に住宅ローンよりも高い金利で資金調達していては、何かちぐはぐな感じです。

せっかく現金は何にでも使える利点がある訳ですから、全部を住宅に使ってしまうのではなく、例えば、流動性の高い投資商品に投資しておくといったことも一度検討してみるのもよいのではないでしょうか。

http://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00044/

リニュアル仲介本部パイロット店 石川でした!

札幌消費者セミナー開催のご案内前のページ

建物インスペクションとはどのような業務?次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 住宅購入と 生涯の資金計画
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. 住宅購入は不安でいっぱい

関連記事

  1. お金・ローン・税金

    旧耐震マンション 住宅ローン控除と耐震基準適合証明書 ≪1/3≫

    今回は、1981年6月よりも前に建築確認を受けたいわゆる旧耐震マンショ…

  2. お金・ローン・税金

    2019年12月 フラット35金利のご案内

    2019年12月のフラット35金利は、20年以下が0.96%、21年以…

  3. お金・ローン・税金

    住宅ローンの保証料とは?ローンの仕組み

    住宅ローンを組むときにかかる思いがけない手数料のひとつが「保証料」です…

  4. お金・ローン・税金

    消費増税対策?!住宅ローン減税が10年から15年に延長される?!

    2018年10月26日(金)の日本経済新聞の朝刊に『住宅ローン減税 延…

  5. お金・ローン・税金

    2024年1月 フラット35金利のご案内

    2024年1月のフラット35金利は、20年以下が1.19%、21年以上…

  1. 不動産取引ガイド

    2019 年12月度の不動産相場
  2. 不動産取引ガイド

    命を守るカードゲーム
  3. 不動産取引ガイド

    住宅の省エネ対策に新補助制度を利用しませんか?!(3省合計予算: 2800億円)…
  4. 不動産取引ガイド

    令和時代の住宅購入 検討しているエリアの自治体は将来に期待が持てる施策を行ってい…
  5. 不動産取引ガイド

    後悔しない内装にするためには⁉
PAGE TOP